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今年も夏がめぐってきます・・・

  • 2012/07/08(日) 02:29:18

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       7月に入り、まだ暫く梅雨空は続くでしょうが、
       ウィンドー・・・夏に模様替えしました。


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       店主は、毎年この季節を子供のように心待ちにして
       います。
       
       この国は野放図に繁栄?を追い求めてきた結果と
       してそのつけを払う時が来ていると思いますが、
       不幸なことに、国を動かしている各界の人たちに
       真摯に過去を検証する覚悟が見えないのです。
       自己保身、あからさまな既得権益への執着、
       あさましい限りです。
       光明の見えない重苦しい空気、やりきれなさが支配
       しています。

       とはいっても、夏はやはり夏 !!
       一時、地球に生きる1匹の野生動物に戻って、自然の
       恵みを思いっきり謳歌したい。
    
       
        P1010002_14.jpg
       目下、海行きに備えて夏用の体作りの最中です。
       その為の頼もしい味方がこれ !! 20年近く愛用の
       5キロのダンベル。
                
       “後期高齢者”との官製差別用語で呼ばれる日も
       それほど遠くない店主・・・
       焼けつく日差しの下シュノーケルをくわえて海に潜る、
       そんな体力と気力の残された夏が、あと何回めぐって
       くるかは分かりません。
       とにかく夏が愛おしいのです。

       そんな夏に人間世界でふやけた体はまっぴらです。
       タンクトップと水着の似合う日焼けした体、
       これあるのみです。
       年甲斐もなくナルシシストのようなことを書いて、少しばかり赤面しています。
      
 
      折角、時計屋のブログに来ていただいたのですから
      最後に夏に関連して時計のこと少し書きます。
      P1010010_11.jpg   
      アンティークのフランスの置時計です。
      振子の2本のガラス管、中に入っている銀色の物は?
      水銀です。でも何のために?
      
      夏になり気温が上がると、調速器としての振子全体は
      膨張して延びるのです。もちろん肉眼では分かりません。
      振子が伸びると、時間精度は遅れに傾きます。
      その時に、管の中の水銀も膨張し上に伸びてゆきます。
      結果として、振子の重心が上に移動することになり、
      時間精度は進みの方向に傾き、振子全体の伸びによる
      遅れと相殺されることになって、時計としては一定の精度を
      保つことになるのです。
      
      ちなみに冬には全く反対の作用が働き、やはり温度変化に
      影響されることなく、一定の精度を保持するのです。

      それでは懐中時計や腕時計といった携帯用の時計にも
      そんな仕掛けがあるのでしょうか?    
  
      P1010006_16.jpg
      携帯用の時計には重力に頼った振子という調速器を
      使用することはできないので、渦巻状のヒゲゼンマイで
      往復運動をする天付という輪になった調速器が使われて
      います。

      この場合も夏の高温時には、天輪という輪とヒゲゼンマイが
      延びて時間精度は遅れ傾向になります。
      そこで昔の時計職人は天輪を膨張率の違う2種類の金属を
      張り合わせてつくり(バイメタル)、輪の支えのところの2ヶ所を
      切り離したのです。(写真を拡大していただくと分かると思います)
      
      温度が上がると切り離した部分が内側に曲がり、全体として
      輪が小さくなり精度は進み傾向になって、高温でヒゲゼンマイ
      が伸びることによる遅れと相殺されるのです。
      
      冬には逆に天輪が大きくなりヒゲゼンマイの縮みを相殺する
      のです。
      
      昔の職人のこういった工夫、アンティーク時計に携わっていると
      感心させられることしきりです。
       

 
 

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